地域の医療機関／クリニック情報「ご近所ドクターネット」

「憩いの場」でありたいはいしゃさん

■あらゆるアルバイトを経験した先生■
ガソリンスタンド・ウィンドサーフィンのインストラクター・設計事務所・結婚式のビデオ撮影、編集など、在学中にあらゆるアルバイトをしてきた中西先生。「やりたいことはいっぱいあったけど、最終的には歯医者になると思っていたから、それまでにいろんなことを経験したいという思いもあってね」と、お父さんの後を継ぐかたちでこの道へ。

■自分の歯で食事する喜びを感じてほしいから■
噛むことをテーマに「自分の歯で食事を味わえる喜びを感じてほしい」という思いを強く持って診療にあたっている先生。状態がかなり悪化している歯をみると、なぜここまでほったらかしにしてたのか、と残念で叱ってしまうことも。「メンテナンスに通っている患者さんが虫歯になったりすると、自分の実力不足を感じる」とも話してくれた。「ずっと歯を大事にしてほしいから」と、家族のように患者さんを思っているからこそ、時には厳しくもなる。そんな先生を信頼して通う患者さんが多いのも納得だ。

■銭湯のような憩いの場を目指して■
「『しんどい』というと本当にしんどくなっていく。言葉で人の気持ちは左右されるんですよ」。コミュニケーションを大事にする先生がスタッフに求めるのは「前向きな言葉を使うこと」。そんな先生に10年後は？と聞くと「理想はね、することがなくなること」と教えてくれた。「きちんと予防してもらって、治療に来る人がいなくなればいいなぁって思うんです。今も患者さんとのんびり話をしたいというのが本音で、ここが銭湯のような憩いの場になれたらと思う」。温かくて気さくな中西先生と話をしていると、診察にきていることを忘れてしまいそうだ

＜先生からのメッセージ＞
ブラッシング指導、義歯の食事指導など、歯周病と予防歯科に力を入れています。
患者さんとコミュニケーションを取りながら進めています。
舌を引っ張る器具を使用し、歯科の領域から睡眠時無呼吸症候群の改善を試験的に始めました。気になる方は相談ください。